鈴木アナウンサー(右)と桑子アナウンサー=門間新弥撮影
NHK総合テレビでは4月から、報道番組を担当するキャスターを一新する。中でも注目されるのは、NHK報道の看板番組、夜7時と9時のニュースだ。担当する鈴木奈穂子(35)、桑子真帆(29)の両アナウンサーに、「ニュースの顔」になる意気込みを聞いた。
――鈴木さんは「ニュースウオッチ9」(平日夜9時)から「ニュース7」(同7時)へ。桑子さんは「ニュースチェック11」(同11時15分)から「ウオッチ9」へ移ります。
鈴木 「ニュース7」はNHK報道の顔が代々担当してきた番組。驚きましたが覚悟を決めてがんばろうという思いです。これまで私は「おはよう日本」(朝4時半)と「ニュースウオッチ9」を担当してきて、それぞれ朝に見る人、夜9時に見る人を思い浮かべながら、カメラの前に立ってきました。夜7時だと、色んな方が見ているなと思っています。食事中の方もいれば、働いていて外で目にする方もいる。色んな人の顔が浮かんでいます。限定するのではなく幅広い方々に、分かりやすくその日起きたニュースを、「この番組を見れば分かる」との思いでやっていかなくちゃと感じています。
桑子 私の中では「ウオッチ9…