サッカーのJ1は19日、第12節の1試合があり、川崎が3―0で鹿島を破って今季初の3連勝。暫定3位に浮上した。
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■攻撃陣躍動、守備も3戦連続無失点
勝利を決定づけたのは、前半45分の2点目だ。自陣でのゆっくりとしたパス回し。じれた相手が陣形を崩したスキを見逃さず、谷口が強烈な縦パス。これを合図に選手たちが一斉に攻め上がり、阿部のシュートのこぼれ球を長谷川が押し込んだ。
昨季のチャンピオンシップ準決勝、天皇杯決勝でともに敗れた鹿島を相手に完勝。「選手たちはしっかり戦ってくれた。チームは力強く前進できると思う」と鬼木監督。リーグ戦での複数得点、無失点は3試合連続に伸びた。
○阿部(川) 先制点を決め、3試合連続ゴールに。「みんなが僕を見てくれるし、僕も周りのタイミングに合わせられるようになってきた」
○長谷川(川) 2試合連続ゴールで3連勝に貢献。「チーム内の競争は激しく、一人ひとりがやってやるという気持ちが強い。それが結果につながっている」
●石井監督(鹿) 今季初の連敗。「後半は攻めのかたちをつくれていた。早い時間に1点取れれば逆転できるのではないかと思ったが……」