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胃薬の成分、抗うつ剤開発のヒントに? 岡山理大が確認

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マウス海馬でのHSP105の量


岡山理科大は、ストレスでうつ状態に陥ると脳内で減るたんぱく質をマウスの実験で見いだした。減少を防ぐ薬剤も確認しており、研究グループは新たな抗うつ剤の開発につながるのでは、と期待している。1日、米電子科学誌サイエンスアドバンシズに掲載された。


岡山理科大の橋川直也講師(分子生物学)らは、体が大きく攻撃性が強いマウスと、体が小さいマウスを同じケージで飼育。普段は真ん中を透明な仕切りで区切り、毎日10分間だけ仕切りを外して接触させた。


小さなマウスは、接触時間には大きなマウスから激しくいじめられ、それ以外の時間も大きなマウスの姿や臭いなどを常に感じながら暮らすことになる。これは、職場でのパワハラなど、人間関係のストレス状況をマウスで再現したモデルとされている。


15日後、小さなマウスは行動意欲や好奇心が減り、脳では記憶などをつかさどる海馬という部分で、HSP105というたんぱく質が半減していた。また、ストレス飼育中、ある薬剤を飲み水に混ぜていたマウスではHSP105の減少が予防され、行動の異常も起きなかった。


HSP105は脳内に多いたんぱく質だが、役割はよく分かっていなかった。予防効果が見られた薬剤は、よく使われる胃薬に含まれている成分だ。ただ、マウスに飲ませた量は、胃薬の用量の約270~360倍と著しく多い。橋川さんは「医薬品として安全性が確認されている成分なので、うつ治療薬開発の可能性は高い」と話し、今後、この薬剤が脳で働く詳細な機序を調べるとしている。(中村通子)



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