眞子さま=6月2日、ブータン
8日に予定されていた秋篠宮家の長女眞子さま(25)と小室圭さん(25)の婚約内定の発表が延期されることになった。九州地方の記録的豪雨を受け、被災地の状況を案じたお二人が延期を望んだ。復旧状況などを考慮し、日程を再調整する。また天皇、皇后両陛下は7日、河相周夫侍従長を通じて福岡、大分の両県知事にお見舞いの気持ちを伝えた。熊本県の被害にも心を痛めているという。
関係者によると、眞子さまは7日、天皇陛下に延期を報告。両陛下や秋篠宮ご夫妻もお二人の気持ちを尊重したという。
災害被害の影響で皇室の慶事が延期されたことは過去にもある。2004年に婚約内定した両陛下の長女の黒田清子さん(紀宮さま)の場合は、新潟県中越地震で内定発表が約1カ月半近く延期され、さらに高松宮妃喜久子さまの逝去で再延期された。
昭和天皇も皇太子時代の1923年、関東大震災発生を受けて香淳皇后との結婚を翌年に延期した。昭和天皇実録によると、被災状況を視察した昭和天皇自らが「婚儀を行うに忍びず」として延期を希望した。
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