民進党の蓮舫代表は、新しい執行部人事に着手する方針を固めた。東京都議選の敗北で執行部への不満が高まっており、人事刷新で態勢の立て直しを図る。執行部批判の矢面に立つ野田佳彦幹事長を続投させるかどうかが焦点だ。
党が11~18日に開催した都議選総括の会議では、党内結束の必要性を訴える声が出た一方、執行部への不満が噴出。党勢回復には執行部の刷新が必要との意見が多数上がった。昨年9月の代表就任時に党内の反対論を押し切って起用した野田氏については、首相時代の政権運営への不満が根強く、交代を求める意見が強い。野田氏も周辺に「責任は感じている」と漏らしたという。
蓮舫氏は、一連の会議の議事録…