サッカーのＪ１浦和は３０日、ミハイロ・ペトロビッチ監督（５９）との契約を解除したと発表した。後任はトップチームの堀孝史コーチ（４９）が新監督に昇格する。

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浦和は今季、アジア・チャンピオンズリーグでは８強に進んだものの、リーグ戦では優勝を目指しながらも９勝９敗２分けで、２９日現在で８位と低迷。１３試合連続で失点し、６月以降はリーグ戦で２勝６敗と調子を落としている。勝った２試合も下位のチームにぎりぎりでの逆転勝ちと厳しい状況だった。

新監督の堀コーチは現役時代は浦和などでプレーし、２００５年から浦和ユースを指導。２０１１年にゼリコ・ペトロビッチ監督が解任された後に後任を務め、２勝２敗１分けでチームをＪ１残留に導いた経験がある。現在はトップチームのコーチを務めている。

ミハイロ・ペトロビッチ監督は浦和を通じて「ここ２～３カ月は良い結果を出すことができておらず、監督としてその責任を取ることは当然であると考えています。クラブから多大なるサポートをしてもらってきた中で、期待されているような結果を出すことができなかったことについて、申し訳ない気持ちでいます」とコメントした。（河野正樹）