
大河ドラマ「おんな城主 直虎」出演時の格好で馬に乗り、沿道に手を振る新井美羽さん=彦根市金亀町





晩秋の滋賀・彦根の風物詩、時代行列「ひこねの城まつりパレード」が3日、彦根城周辺であった。約1千人の隊列が彦根城のお堀端や商店街を2時間かけて練り歩いた。
隊列は子ども大名行列、彦根町火消し列など。放映中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主人公の少女時代を演じた新井美羽さん、龍潭寺の僧・昊天(こうてん)役の小松和重さん、彦根藩祖井伊直政に仕える小野万福役の井之脇海さんも、劇中の格好で参列した。直政には大久保貴市長が扮し、甲冑(かっちゅう)に陣羽織で騎乗。「井伊の赤鬼家臣団列」を率いた。
パレードに先立ち、直政の顕彰式が彦根駅西口であり、彦根商工会議所青年部が35周年を記念して、直政の銅像前に新たに設けた記念碑を除幕した。(大野宏)