大一番で計112ヤードを走った立命大のRB西村七斗(左)
アメリカンフットボールの関西学生リーグは19日、大阪・万博記念競技場で最終節があり、立命大が関学大との全勝対決を21―7で制して2年ぶり11度目の優勝を飾った。26日の全日本大学選手権・西日本代表決定4回戦で関学大と名古屋大が対戦し、勝者が西日本代表決定戦で立命大と戦う。
立命大が関学大を破り優勝 アメフト関西学生リーグ
立命大のWR近江(4年)は主将になったとき、思った。「立命がめっちゃ強くて『アニマルリッツ』と呼ばれたころのような試合がしたい」。その思いは形になった。昨季2戦2敗の関学大相手に大暴れし、まずひとつリベンジした。
最初から全開だった。まずはQB西山(4年)が25ヤードのパスを通す。次はエースRB西村(4年)がQBの位置に入ってラン。「ライオンキング」と名付けたプレーで左サイドライン際を駆け上がる。34ヤード進み、ゴール前3ヤードから今季大活躍の1年生RB立川(たつかわ)がTDラン。試合開始52秒の先制パンチ。何より西村が5月の負傷からの復活を証明し、仲間を勇気づけた。
10―0の第2クオーター(Q…