衆院本会議で代表質問に立つ、衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表=2018年1月25日、岩下毅撮影
民進、希望両党が合流して作る国民民主党への不参加を表明している民進党元代表の岡田克也衆院議員(三重3区)らが、地域政党「三重新政の会」を結成する。民進の中川正春衆院議員(三重2区)、党県連代表の芝博一参院議員のほか、地方議員の多くが加わる方向で、県連ごと地域政党に移行する形になる。5月1日に津市で発表する。
民進が公認候補を立てなかった2017年の衆院選では岡田氏、中川氏が無所属で当選。民進党籍を残したまま、衆院会派「無所属の会」で活動している。
県内は、民進系の県議会会派「新政みえ」の議員らが、岡田氏らと行動を共にしてきた。今回、県選出の国会議員が国民民主党への不参加を決めたことに伴い、地方議員も連携することになった。昨年衆院選の三重1区で落選した松田直久・前衆院議員も参加の意向を示している。