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異次元緩和に窮余の延命策 黒田総裁、会見で何を語る

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-1 6:10:24  点击:  切换到繁體中文

 

日本銀行がここにきて政策修正に動いた。国債や上場投資信託(ETF)の買い入れ量をこれまでより柔軟に増減できるようにすると31日、発表した。


日銀、一定の長期金利上昇を容認 2016年以来の修正


日銀自身は「強力な金融緩和を粘り強く続けていく」ための方策と説明しているが、緩和強化のようにも見せつつ、緩和縮小の余地も加えたのがミソだ。インフレ目標達成のめどが立たず、窮まっているなかで、日銀が苦し紛れに繰り出した異次元緩和の延命策、弥縫(びほう)策とみるべきだろう。


2日間の日程で開かれた日銀の金融政策決定会合(年間8回開催)は31日、この新たな政策の枠組みを賛成多数で決めた。金融市場やメディアなど日銀ウォッチャーの間に「政策修正があるのではないか」との注目が集まっているなかで、現時点で可能な限りの調整策を盛り込んだとみられる。


今回の決定会合で「修正」の可能性が取り沙汰されたのは、足もとの物価が大きく上昇する兆しがまったく見られないからだ。


消費者物価指数は直近の6月で…



 

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