7月に国内で最も売れた新車はホンダの軽自動車「N―BOX(エヌボックス)」で、11カ月連続の1位となった。上位10車種のうち6車種を軽が占めた。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した。
N―BOXは昨秋に全面改良され、標準装備となった衝突軽減ブレーキや誤発進防止などの安全機能が好評で首位が続いている。2位と3位は、昨年12月に全面改良されたスズキ「スペーシア」と、日産自動車「デイズ」でいずれも軽自動車。
4位にはトヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」、5位にはHVもある日産の小型車「ノート」が入った。(高橋克典)
◇
7月の新車販売ベスト10
1位 N―BOX(ホンダ)軽 1万9668(35.6)
2位 スペーシア(スズキ)軽 1万1843(44.9)
3位 デイズ(日産)軽 1万1703(▼3.6)
4位 アクア(トヨタ)HV 1万1689(▼2.6)
5位 ノート(日産)★ 1万1256(▼9.5)
6位 ミラ(ダイハツ)軽 1万1205(4.0)
7位 ヴィッツ(トヨタ)★ 1万1184(60.0)
8位 タント(ダイハツ)軽 1万708(▼8.6)
9位 ムーヴ(ダイハツ)軽 1万196(4.7)
10位 カローラ(トヨタ)★ 9986(51.8)
*HVはハイブリッド車(プラグインハイブリッド車も含む)。★はHVも設定あり。軽は軽自動車。台数のかっこ内は前年同月比増減率%。▼はマイナス