東京の松屋銀座での開催に続き、大阪の大丸ミュージアム梅田(大丸梅田店15階)で開幕した結成10周年記念展「サイリウムが照らす未来」。初日の8日、オープン前にメンバーの玉井詩織さん(23)が会場を訪れ、思い出の品々やお気に入りの衣装などを見て回りながら朝日新聞の単独インタビューに答えた。
ももクロ10周年展、大阪で 初日は玉井さん駆けつける
〈玉井詩織〉 神奈川県出身。イメージカラーは黄色で、「しおりん」の愛称で親しまれている。グループ結成時のキャッチフレーズは「泣き虫で甘えん坊な、みんなの妹」だったが、2015年に20歳を迎えたのを機に「ももクロの若大将」になった。女優として映画などに出演しているほか、音楽祭などで司会としても活躍している。
報道各社との囲み取材の内容と、インタビューの一問一答は以下の通り。
◇囲み取材◇
ももいろクローバーZで若大将を担当しています玉井詩織です。東京会場にも多くの方々が足を運んでくださってうれしかったです。今日から大阪で開催されるということで、関西にもファンのみなさんがいっぱいいらっしゃるので、私たちの10年の歴史をお届けできるのはうれしく思います。みなさんで楽しんでほしいです。
――関西の印象は。
ファンのみなさんはすごくノリが良い方が多いなという印象があります。去年も関西でライブをやらせて頂いたのですが、MCの時はみんなで緊張しています。笑いの厳しさは毎回痛感しています。「ちゃんとしいや」みたいなのがヒシヒシと伝わってきます。私の回りには関西弁の友人が多くてすごくかわいいなと思います。関西弁の人が近くにいるとうつったりするじゃないですか。それにも厳しいから、関西弁をマスターしたいですね。
――展覧会の見どころを。
それぞれのメンバーが衣装を選んでいて、なかなか近くで見る機会はないので、細かいところまでスタイリストさんは気にして作って下さっているので、そういうところもチェックしてみて下さい。私の衣装もベスト3を展示しているのでぜひご覧下さい。うちのメンバーには大阪にゆかりのあるメンバーもいるので、たこ焼きをテーマにした衣装もあります。
プライベートで使っている物なども展示しているものもあります。私は国立競技場(2014年)でのライブの時、スタッフさんから記念にプレゼントして頂いた写真を額に入れたものがあるのですが、おうちに飾っているものを外して持ってきました。
ライブの時には、会場が想像しやすいようにステージをミニマムで模型に作ってもらっているのですが、実際のものを展示しています。ストリートライブをしている時のものもあり、それは実際、私たちもテンション上がりました。昔、電器屋さんの店先でライブをしていた時もあり、当時を知らない人にも「こんな所でライブをやっていたんだ」って楽しんでもらえると思います。
――グッズ販売もあります。玉井さんも買われたそうですね。
はい。そうなんです。東京の時にメンバーのみんな売り場で盛り上がり、みんなで買いました。
――10周年を迎えたももクロ。大人になったと思うことはありますか。
10年前は中学1年生ですから…