安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」が13日、東京・新宿御苑であり、平成最後となる同会には、歌手の五木ひろしさんやアイドルグループ「ももいろクローバーZ」など芸能人ら約1万8200人が出席した。
満開となった八重桜の下、首相はあいさつで、5月1日の天皇陛下の代替わりとそれにともなう「令和」への改元に触れ、「平成を 名残惜しむか 八重桜」「新しき 御代ことほぎて 八重桜」の2句を披露。「皇位の継承、つつがなく行われるように準備万端、全力を尽くしていきたい」と述べた。
また、新元号の典拠となった「万葉集」の「梅花の歌」序文を紹介。その上で「今日咲き誇っているこの花のように、皆さん一人一人がそれぞれの花を咲き誇らせることができる、そういう時代を一緒につくっていこう」と呼びかけた。
安倍首相主催の桜を見る会は第1次政権時代も含め8回目。参加した主な著名人は以下の通り。
加藤一二三さん、林家ぺーさん、林家パー子さん、カズレーザーさん、安藤なつさん、小峠英二さん、寺田心さん、辺見えみりさん、相川七瀬さん、五木ひろしさん、石坂浩二さん、由紀さおりさん、デヴィ・スカルノさん、高島礼子さん、市川猿之助さん、綾小路きみまろさん、ラモス瑠偉さん、ピコ太郎さん、ミッツ・マングローブさん、ナジャ・グランディーバさん、IKKOさん、千原せいじさん、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんら、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐さんら。