多くの流れ星を見ることができる「ペルセウス座流星群」が、12日夜から13日未明にかけて見ごろを迎える。今年は11日が新月のため月明かりの影響がなく、全国的に観察に好条件だ。
ペルセウス座流星群を観察しよう 国立天文台
流星群は、北東の夜空にのぼるペルセウス座近くを中心に放射状に流れる。中心点は高度を上げていくため、午前0時ごろから未明にかけてが観察に適しているという。13日未明には、1時間に30~40個の流れ星が見られる可能性があるという。11~14日の夜も多くの流れ星が見られそうだ。
国立天文台の担当者は「ペルセウス座を見つけようとするのではなく、北の空をぼーっと眺める方が流れ星を見つけやすい」と話す。目が慣れるまで、15分以上観察を続けるのが良いという。
国立天文台は特設サイト(
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/perseids2018/
)で流星群について紹介している。(浜田祥太郎)