気象庁は13日、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震をめぐり、発生当初に比べて最大震度7程度の地震が発生する可能性は低くなったと発表した。一方、地震活動は活発な状態が続いており、今後1週間程度は強い揺れを伴う地震に注意が必要としている。
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北海道で震度7、道内の被害状況は
今回の地震で強い揺れを観測した地域では、最大震度5弱程度以上の地震の発生確率が平常時より100倍超高い状態だという。松森敏幸・地震津波監視課長は「家具の固定など日頃からの備えを心掛けてほしい」と呼びかけた。
また、最初の激しい揺れの後に起きた震度1以上の地震について同庁は、13日午前9時までに238回発生していたと説明。これまで最大震度4としていた6日午前6時11分ごろの地震は、厚真町とむかわ町で5弱を観測していたと明らかにした。238回のうち、震度5弱が1回、震度4が13回、震度3が26回となった。