北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震から1週間を迎えた13日、震度6強を観測した安平(あびら)町で、小中学校の授業が再開した。
北海道地震 支援情報
【災害INFO】地震が起きたときに役立つ情報など
北海道で震度7、道内の被害状況は
町立安平小では全校児童21人中15人が登校し、再会を喜んだ。6年生の佐藤花音(かな)さん(11)は「昨日まで公民館に避難していました。久しぶりに元気なみんなに会えてよかった」と声を弾ませた。
この日授業が始まったのは小中学校6校のうち4校で、残る2校は14日の予定。安平小は今も断水が続き、給水タンクに水を運んで使っている。給食が提供できないため、授業は午前中のみ。午後の授業は18日から始めるという。
北海道で初めて震度7を観測した厚真(あつま)町の4小中学校は、18日の再開を目指している。(宮川純一)