フジッコが29日に発表した2018年9月中間決算は、売上高が前年比2・0%増の310億円、純利益が13・7%増の18億円だった。増収増益で売上高は中間期として過去最高だった。総菜や昆布製品が伸びて、業績を押し上げた。
昆布製品の売り上げは、袋入りの「塩こんぶ」が堅調で2・8%増となるなどした。「猛暑の影響で塩分やミネラルが補給できる食品として注目された」(奥平武則専務)という。総菜製品では、切り干し大根やきんぴらなどを食べきりサイズにして買いやすくしたことが売り上げにつながった。
社員食堂でもプラ製カップ廃止 1日千個削減の企業もエビス苦戦のサッポロ、赤字転落 ビール大手で唯一減収