経世彩民 中島隆の目
大阪市に住む家庭教師、浦川隆子さんは、友人たちと飲食店に行きます。ネットで店を探す検索サイトを参考にして店を選ぶのですが、行ってみると……。
〈ネットに出ていた写真と違うたし、めっちゃ高かった〉
〈店員さんの態度、あれもアカン〉
〈二度と行かんわ、残念〉
そんな経験を、浦川さんはしてきました。1年ほど前、解決のきっかけが訪れました。ネットで、たまたま、「ファンくる」というサービスの会員募集を見たのです。
原子力学ぶリケ女の家庭内不和と、聞く耳持たぬ人たち
経済という言葉の語源「経世済民」には「世をおさめ、民をすくう」という意味があります。新コラム「経世彩民」では、記者が日々の取材を経て思うこと、伝えたいことを色とりどりの視点でつづっていきます。原則、毎週火曜朝に配信します。
無料の会員登録をして、ファンくるに掲載されている店に行くと、お代が最大で全額、多くの場合、半分も戻ってくるのです。
ただし、ファンくるからの指令あり。
覆面調査員をすべし!
覆面調査で店を応援??
飲食を終えて原則3日以内に、50~60の質問に答えます。おすすめ料理を説明されましたか? 「はい」「いいえ」などなど。そして、リポートも書きます。
始めてみました、浦川さん。料…