犯罪史に残るオウム真理教事件。坂本弁護士一家事件が起きたのは平成最初の年だった。松本サリン事件、市民を無差別に殺傷した地下鉄サリン事件と続き、「テロ」という言葉を日本社会が受け止めるべき時代の始まりとなった。当時、警察はどう動いたのか。警察幹部の証言と内部記録から掘り起こした。(編集委員・吉田伸八) 国松孝次・元警察庁長官(81) 1991年1月に警察庁刑事局長に就いた時、(1年2カ月前に起きた)坂本弁護士一家の事件について、「オウム真理教による疑いが強く、その線で捜査している」と報告を受けた。遺体を埋めたという投書に基づき神奈川県警が長野県の山中を捜索したが見つからず、確証が取れないとのことだった。その後もオウムに関する報告は随時受けていた。 93年に次長になり、94年6月に松本サリン事件が起きた。長官に就いたのはその約2週間後だ。事件の数日後、科学警察研究所の所長が「サリンです」と顔色を変えて報告に来た。日本には存在しないはずの毒ガスだという。そんなものをどうやって作るんだと思った。サリンは当時、日本では製造や所持をしても違法でなかった。 長野県警の捜査は第一通報者の河野義行さん(68)に向かっていたが、それは違うのではないかと。サリンの原材料の捜査などから、8月ごろにはオウムが関与している可能性があるという話になってきた。 9月ごろだったと思うが、山梨… |
国松元長官が語るオウム事件 足かせになった「管轄権」
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
和歌山小5男殺害、高裁も懲役16年 責任能力は認める
女性のスカート内を盗撮容疑、JA支店長逮捕 愛知
2700万円脱税の疑い 国税が電気設備工事会社を告発
大阪府警警部を万引き容疑で逮捕 コンビニでサプリ3袋
遺棄容疑の男、殺害ほのめかす 「待ち伏せをしていた」
交番襲撃、語り始めた巡査 「倒れた状態で何度も」
帰宅中に傘で目を突かれ?男性が重傷 直前にトラブルか
近所トラブル?男性2人刺殺事件 強殺容疑で男を再逮捕
同居の知人の子に熱湯 傷害容疑で夫婦逮捕 足立区
名鉄百貨店で深夜にぼや けが人なし
多重事故、小学生を含む22人を搬送 目立つけがはなし
福岡・粕屋町の女性絞殺、35歳男を死体遺棄容疑で逮捕
車のマフラーに覚醒剤隠し密輸容疑 受け取り人を逮捕
警視正、出版社から100回で2千万円 原稿執筆問題
覚醒剤使用の女性に無罪判決 「男の暴力で拒絶できず」
「再審制度ゆがめる」大崎事件で法学者92人が抗議声明
セブンペイ不正、新たに中国籍の学生逮捕 窃盗の疑い
ラグビー樺島被告の保釈決定 コカイン所持で起訴
兼業警察幹部、3人の懲戒処分発表 注意や訓戒も18人
睡眠薬飲ませて性的暴行の疑い 三菱UFJ元行員を逮捕
山口・周南5人殺害事件、死刑確定へ 最高裁、上告棄却
元KAT-TUN田口被告に懲役6カ月求刑 大麻所持罪
無修正わいせつ動画を投稿容疑 AV制作会社長ら逮捕
中学受験、激しくなった父の暴力 長男を包丁で刺すまで
兼業の警察幹部3人を懲戒処分へ 問題集執筆で多額報酬










