日産自動車が22日夕に開く臨時の取締役会で、金融商品取引法違反容疑で逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者から会長職を解くとともに、ゴーン、グレッグ・ケリーの両容疑者の代表権を外す提案を決議する。
ゴーン氏逮捕劇、仏では擁護論 日産幹部「我慢の限界」
「やばい案件がある」 捜査協力選んだ日産幹部たち
羽田に降り立ったゴーン容疑者を… 捜査は一気に動いた
日産は、ゴーン、ケリーの両容疑者を取締役からも早期に外したい考えだが、その選任は株主総会の決議事項だ。来年6月の定例の総会を待たずに臨時の総会を開き、経営陣を刷新することも検討している。