新潟市中央区のマンションで10月に男性が血を流して亡くなる事件があり、新潟署は5日、同市北区早通北2丁目の防水工、伊藤寿哉容疑者(41)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「一切身に覚えがない」と容疑を否認している。
署によると、伊藤容疑者は10月26日午前0時20分~45分ごろ、同市中央区蒲原町のマンションの室内で、この部屋に住む会社員鈴木理文さん(49)の右上腕部を刃物のようなもので刺し、殺害した疑いがある。死因は出血性ショック。
2人は友人で、10月中旬ごろから鈴木さんの部屋で一緒に生活していた。事件当時は2人で飲酒していたといい、伊藤容疑者から、鈴木さんが「倒れている」と119番通報があったという。