新潟県湯沢町三俣の神楽ケ峰(標高2029メートル)でスキー客の男性2人が行方不明になっていたが、捜索活動をしていた県警南魚沼署は18日、山頂付近の沢で2人を救助したと発表した。ともに命に別条はないという。
署によると、救助されたのは神奈川県藤沢市天神町の自営業大川隆央さん(59)と、東京都世田谷区北烏山の会社員加藤康博さん(38)。18日午前9時ごろ、県警ヘリコプターが神楽ケ峰の山頂から南に約1・4キロ離れた沢で、手を振っている2人を発見し、救助したという。
2人は16日から1泊2日の予定でかぐらスキー場(湯沢町)のコース外を滑るバックカントリースキーに来ていた。だが到着予定の時間を過ぎても山小屋に来なかったため、同日午後5時半ごろ、知人が警察に通報。17日朝から県警や消防が捜索を続けていた。