季節外れの暖かさから一転、7~8日以降に各地で厳しい冷え込みが予想されている。寒暖差が激しくなると、くしゃみや鼻水が出る「寒暖差アレルギー」のほか、倦怠(けんたい)感や肩こりなどの症状が出る「寒暖差疲労」に注意が必要だ。
「せたがや内科・神経内科クリニック」(東京都世田谷区)の久手堅(くでけん)司院長によると、いずれの症状も短期間で7度以上の気温差が生じると、なりやすいという。こうした症状が出た場合は、「着衣での温度調節やストレッチなどの運動、首を温かくすることが効果的」と話す。
くしゃみや鼻水であれば鼻炎用の市販薬も対策の一つになり、症状が重ければ病院で受診する必要もあるという。