今年、明るい話題をもたらした人をモデルにした「変わり羽子板」が5日、東京都台東区の人形店「久月」で披露された。
平成最後の製作となる9点には、二刀流で米大リーグを席巻した大谷翔平選手や平昌五輪フィギュアスケートで連覇を達成した羽生結弦選手、9月に引退した歌手の安室奈美恵さんが登場。ノーベル医学生理学賞に選ばれた本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授や、山口県で行方不明の男児を発見し「スーパーボランティア」と注目を集めた尾畠春夫さん、復活を果たしたゴルフのタイガー・ウッズ選手、月旅行の計画を発表したファッション通販サイトを運営するZOZOの前沢友作社長も「2018年の顔」になった。
今年で33回目。7日までは同店で、来年2月17日まで各地の百貨店で展示される。(阿部健祐)