千葉県野田市のマンションで小学4年の女児が死亡し、父親が傷害容疑で逮捕された事件で、父親が「しつけのためにたたいた」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。消防や警察が浴室で女児を発見した際、すでに死後硬直が始まっていたといい、県警は父親が暴行を加えた後に放置した可能性があるとみて、死亡との因果関係を調べている。
死亡の女児、「父親からいじめ」と訴え 繰り返し虐待か
「お父さんとけんかした」と聞いた友人も 小4女児死亡
亡くなったのは栗原心愛(みあ)さん(10)。県警の発表によると、父親の栗原勇一郎容疑者(41)は24日午前10時ごろ~午後11時20分ごろ、自宅で心愛さんの髪の毛を引っ張り、冷水のシャワーをかけ、首付近を両手でわしづかみにするなどして、首付近に擦過傷を負わせた疑いがある。県警は26日、栗原容疑者を千葉地検松戸支部に送検した。
捜査関係者によると、栗原容疑…