文部科学政務官の白須賀貴樹・衆院議員(自民、千葉13区)が乗った車が1月12日、千葉県内で別の車と接触事故を起こし、そのまま現場から立ち去っていたことが、関係者への取材でわかった。千葉県警は道路交通法違反(事故不申告)の疑いで、車を運転していた白須賀氏の秘書らから事情を聴いている。この日は緊急事態に備えて東京に待機する「在京当番」だった。
県警や関係者などによると、1月12日午後2時半ごろ、千葉県松戸市内で白須賀氏が同乗する車が、20代の男性が運転する車のサイドミラーと接触。運転していた秘書や白須賀氏は警察に連絡することなく、その場から走り去ったという。男性にけがはなかった。
白須賀氏の事務所は22日、接触事故を認めたうえで、白須賀氏について「当時は車中で睡眠中で、接触に気が付いていなかった」とコメントを出した。(多田晃子、松本江里加)