競技かるたに青春をかける高校生たちの姿を描いた映画「ちはやふる」の監督として知られる小泉徳宏さん(38)が、タイで開催中の日本映画祭に参加するためにバンコクを訪れた。25日に朝日新聞とのインタビューに応じ、日本映画はもっとアジア市場に出て行くべきだと語った。
24日からバンコクで始まった日本映画祭では、「ちはやふる」の三部作を含め、12本の日本映画が上映されている。「ちはやふる」は同名の漫画が原作で、タイでも人気がある。
映画は昨年、フィリピンやインドでの日本映画祭でも上映された。「日本的な文化を取り扱い、日本の学生生活を描いているので海外の人にどう見られるのか心配もあったのですが、杞憂(きゆう)でした。きちんと伝わっていました」
かるたの魅力とは何なのか。「…