東京都文京区の住宅で先月、拳銃やライフルなどとみられるものが計百数十丁見つかっていたことが警視庁への取材でわかった。昨年7月に病死した住人の50代男性の妻から「家にたくさんの銃があり困っている」と相談があったという。同庁は男性が収集家だったとみているが、今月、銃刀法違反の疑いで男性宅を捜索して押収。鑑定を進めるとともに、入手ルートなどを調べている。
駒込署などによると、妻からの相談を受けて先月、署員が男性宅を確認し、拳銃やライフル、機関銃などとみられるもの計百数十丁と実弾のようなものを見つけた。エアガンやサバイバルナイフ、銃の部品とみられるものもあったという。男性はライフルなど複数の銃について銃刀法に基づく所持の許可を持っていたが、署は押収品の中には許可を得ていないものも含まれているとみている。