知人から現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁は13日、プロ野球ロッテ元選手で無職の大嶺翔太容疑者(27)=横浜市青葉区荏田町=を恐喝未遂の疑いで逮捕し、発表した。「恐喝の認識はない」と容疑を否認しているという。
巣鴨署によると、逮捕容疑は昨年11月、知人のスポーツライターの男性の携帯電話に「40万円を貸してくれ。反社会勢力の関係者が知人にいる。応じないと面倒になる」という内容のメールを送り、現金を脅し取ろうとしたというもの。
大嶺容疑者は沖縄・八重山商工高からドラフト3位で2010年に内野手としてロッテに入団したが、昨年6月に金銭問題を理由に退団していた。署によると、スポーツライターの男性とは退団後の取材で知り合い、以降、男性から複数回にわたって現金約200万円を借り、トラブルになっていたという。