元本を保証したうえ、月3%の利率で配当金を支払うなどと架空の投資話を持ちかけて金をだまし取ったとして、愛知、岡山両県警は13日、投資関連会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市中央区)の実質経営者で、自称大阪市淀川区の銅子(どうこ)正人容疑者(41)と、同社の前代表取締役安達慶三容疑者(58)=神戸市中央区=ら男女計10人を詐欺容疑で逮捕し、発表した。
捜査関係者によると、テキシア社は2013年9月の設立以降、愛知県や岡山県など全国の約1万3千人から約460億円を集めていたとみられるという。逮捕された容疑者の中には暴力団関係者もおり、両県警は金の一部が暴力団にも流れた可能性があるとみて調べる。
愛知県警生活経済課によると、10人は16年7月ごろ~17年7月下旬ごろ、愛知県碧南市の会社役員の男性(64)ら3人に対し、「一口100万円出資すれば毎月3%の配当が支払われる」「1年後に元本を償還する」などとうその説明をし、出資名目で金を募り、計6400万円をだまし取った疑いがある。
元会員によると、出資金の半分…