2018年に愛知県内であった空き巣など侵入盗の認知件数は4805件で、埼玉県に次いで全国で2番目に多かったことが、愛知県警への取材でわかった。愛知県が侵入盗の件数で「全国ワースト」を脱却するのは12年ぶりとなる。
県警によると、18年に県内で起きた侵入盗は前年比で約30%減。内訳をみると、事務所や店舗を対象とした被害の減少幅が大きく前年比34・8%減だった。同様に住宅対象の被害も25・6%減となったが、件数は2736件で、12年連続の全国ワーストだった。
愛知県は高速道路や幹線道路といった交通網が発達しているため、犯行後に逃げやすいほか、住宅や店舗が集中しているため、被害が多く発生する地域とされてきた。
県警は、警察官が住宅や事業所…