昨年の台風21号の影響で損壊した関西空港連絡橋について、国土交通省は26日、来月7日から上下各2車線で通行できる見通しだと発表した。上下3車線での完全復旧の時期も前倒しし、4月上旬には通行できるという。
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当初、6車線の完全復旧は4~5月のゴールデンウィークまでにとしていたが、強風や波の強い日が少なく作業が順調に進んだという。
連絡橋は空港と対岸とを結んでおり、昨年9月にタンカーが衝突して破損。その後、橋桁をつくり直すなどの復旧工事に着手していた。現在は、関空方面には2車線、対岸へは1車線に制限されているが、27日夜に車線の切り替え工事を始めるという。