昭和が終わり、始まった狂騒曲 「平成」の地を歩く——贯通日本资讯频道
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昭和が終わり、始まった狂騒曲 「平成」の地を歩く

みちのものがたり 平成のみち(岐阜県関市)


この道で2キロを超す車の渋滞が起きると想像した人は皆無だったに違いない。元号が平成になるまでは――。


1989年1月7日、岐阜県武儀(むぎ)町の税務課長補佐だった若田鉄三(てつみ)さん(68)は土曜出勤をし、新元号発表の会見を当直職員とテレビで見ていた。午後2時36分、小渕恵三官房長官が掲げたパネルには「平成」と墨書されていた。若田さんは一瞬、こう読んでしまった。「へなり?」


町内の平成(へなり)のことだ…


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