千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡した事件。千葉県警は8日、父親の勇一郎容疑者(41)=傷害致死と傷害の罪で起訴=に対し、3度目の逮捕に踏み切った。わが子への虐待を重ねたとされる勇一郎容疑者とは、どんな人物なのか。
心愛さん「帰りたくない」涙で訴え 父親が腹立て暴行か
野田市の実家近くに住む女性は、勇一郎容疑者が中高生のころ、母親が「母の日にセーターをもらった」と喜んでいたのを覚えている。「優しい子なんだなと思った」
中学では野球部に所属する活発な生徒で、卒業文集には同級生が「その誠実さを、大切にして」とのメッセージを寄せていた。知人らによると、大学を卒業した後は、アルバイトや派遣社員の職を転々とした。
約10年前、なぎさ容疑者(3…