大地震に見舞われた後、今いる建物は安全か。余震には耐えられるのか――。地震大国の日本で繰り返し問題になる被災した建物の診断技術の開発が進んでいる。速やかな判定は、住民の避難の判断やいち早い復旧に役立つ。 津波地震は「どこでも起きる」 負の歴史も背負った見解 東日本大震災が起きた8年前の3月11日。東京大学地震研究所の楠(くすのき)浩一教授(建築構造)は、当時勤めていた横浜国立大(横浜市)の研究棟で大きな揺れに見舞われた。 建物は鉄筋鉄骨コンクリート造りの8階建て。耐震改修済みとはいえ、強い揺れにたまらず学生らと外に飛び出した。揺れがおさまると、建物に置いていた「あの装置」の判定記録を確かめた。 「建物は損傷しているが、同じ大きさの余震が起きても倒壊しない」。記録からすぐに建物の状態を読み取れた。落ち着いてから調べると、建物はわずかなひびが入った程度で、装置の判定結果と実際の被害はよく合っていた。 この装置は、大きな地震の後、建物が安全かどうかを瞬時に判定するシステムだ。楠さんたちのチームが開発した。 仕組みはこうだ。建物に取り付… |
大地震、揺れたら建物大丈夫? 倒壊リスクを瞬時に判断
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
梅雨寒、20日ごろまで 気象庁「冷夏の可能性も」
大雨災害 あなたの地域の危険度、スマホに自動通知
玄海原発差し止め仮処分、住民側の抗告を棄却 福岡高裁
断層のずれ1・5メートル、山形県沖地震で地震調査委
中部空港周辺に錨泊自粛海域を設定へ 関空の教訓生かす
教え子に残した笑み 避難で転居重ね、迎えた「最期」
眼前に土砂「この世とは思えぬ」 九州北部豪雨から2年
九州道・加治木―鹿児島IC無料に 豪雨で国道規制受け
近畿・北陸エリアの一部、始発から運休の可能性 JR西
大雨被害、鹿児島で女性不明 東日本も荒れ模様か
豪雨から一夜、鹿児島で避難指示続く 「土砂崩れ心配」
九州豪雨「家の裏山、崩れるかも…」 学校は一斉休校に
鹿児島県内、70万人超に避難指示 河川の氾濫迫る
気象庁「大雨特別警報の可能性」 70万人超に避難指示
九州、一日で1カ月分超す大雨の恐れ 土砂災害警戒を
九州で大雨、1日も激しく降る恐れ 気象庁「警戒を」
西日本中心に大雨に警戒 西日本豪雨並みの恐れも
大阪北部地震で「おつきあい断層」現象 衛星観測で確認
台風3号、関東・東海に接近へ 28日、激しい雨も
九州北部、過去「最遅」で梅雨入り 近畿・中国・四国も
千葉県・東京都・神奈川県で震度4 津波の心配なし
九州北部、まだ梅雨入りせず 最も遅い記録更新、今後は
緊急地震速報、今より最大25秒早く 海底の地震計活用
被災屋根にブルーシートをかけ続け1年 大阪北部地震
瓦落下や墓石倒壊の被害目立つ 「短周期の揺れ」影響か










