生徒の首を絞めるなどしてけがを負わせたとして、大阪府警は18日、大阪市立中学校の教諭、尾松大義(ひろよし)容疑者(33)=大阪府豊中市=を傷害容疑で逮捕し、発表した。「暴力を振るったが、首は絞めていない」と供述しているという。
此花署によると、逮捕容疑は今月8日、勤務先の中学校の教室や廊下で、1年生の男子生徒(13)の首を絞めたり、投げ飛ばしたりして首に全治11日間のけがを負わせたというもの。
大阪市教育委員会によると、この日に別の教員が態度が悪いとして生徒を注意した後、尾松容疑者が生徒を呼び出して注意し、暴行したとみられている。尾松容疑者はこの生徒の担任で、以前から態度を注意していたという。
尾松容疑者は2011年と13年にも、別の生徒に暴行したとして、大阪市教委から懲戒処分を受けている。