牛丼チェーンの「松屋」を展開する松屋フーズがロシアに進出し、4月にもモスクワに1号店をオープンする。日本のファストフード店のロシア進出は珍しく、牛丼チェーンの進出は初めて。
松屋フーズは米国、中国、台湾に直営店があり、ロシアは海外で4番目の進出先となる。カレーやラーメン、とんかつなども提供し、モスクワを中心に今後5年間で約30店舗のオープンを目指す。
ロシアでは日本食の人気が高く、日本食の店は全国で2千店以上で飽和気味とも言われる。だが、メニューの多くはマヨネーズやチーズなどをふんだんに使った巻きずしなどロシア風にアレンジされているため、日本人が食べ慣れている「本当の日本の味」を安価で提供すれば新たな市場が開拓できると判断した。
店の運営は、ロシア事業に強い…