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オリックス優勝させてくれ! イチローの陰で響いた叫び

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2019-3-30 12:23:55  点击:  切换到繁體中文

 


皆さんの身近な困りごとや疑問をSNSで募集中。「#N4U」取材班が深掘りします。


#ニュース4U:#オリなぜ【上】


3月21日夜、大リーグ・マリナーズのイチロー(45)が東京ドームで現役最後の試合を終えた。観客席から沸き起こる「イチロー」コール。その中に混じり、ある叫び声が聞こえた。


「オリックス優勝させてくれー!」


1995年の阪神・淡路大震災の年、オリックスは当時イチロー選手を擁し、「がんばろう神戸」を掲げてリーグ優勝、翌96年には日本一に輝いた。それから23年。プロ野球12球団で最も優勝から遠ざかっている。叫び声の主は、イチローにオリックスへ戻ってきてほしいという願いを込めたのか――。


【特集】SNSで声集め、深掘り取材…#ニュース4U


「応援している野球チームが20年以上、優勝しなくて困っています。どうしたらいいですか。切実です」。読者の困りごとや疑問を募って取材をする朝日新聞「#ニュース4U」取材班にツイッターでそんなメッセージが寄せられた。


ツイートの主は、神戸大大学院国際協力研究科の木村幹教授(52)だった。専門は朝鮮半島研究だが、熱烈なオリックスファンだ。


熱狂的ファンの神戸大教授が力説


「俺が見捨てたら誰が応援すんねん」




オリックスのユニホームを着て取材を受ける神戸大大学院の木村幹教授=2019年1月29日、神戸市灘区、高橋大作撮影



どうすれば勝てるチームにできるのか。その秘訣(ひけつ)を探ることで、プロ野球に限らず、組織の活性化や人材育成のヒントも得られるのではないか。そう考えて取材に着手した。


木村教授が勤める神戸大の六甲台キャンパスは、眼下に港町を見下ろす六甲山地の中腹にある。木村教授は、ストライプのワイシャツの上にオリックスの紺のユニホームを羽織って取材班を迎えてくれた。


大阪府東大阪市出身。子どもの頃は南海ホークスのファンだったが、97年に神戸大に着任したのをきっかけにオリックスの応援を始めた。年間15試合ほどを球場で観戦し、キャンプ地にも通う。


「自分の子どもみたいなもんでね。俺が見捨てたら誰がこのチームを応援すんねん、って感じです。オリックスのファンはみんなそうだと思うけど」



N4U取材班「#オリなぜ」上・下で配信します


「オリックスはなぜ優勝できないのか?」、通称「#オリなぜ」をテーマに取材した内容を上・下2回にわたって配信します。ファン以外でもためになる組織論・チーム分析などを紹介します。



ツイッターでは厳しい声


ビジョンがない・カラーがない




【グラフ】オリックス・阪急・近鉄、順位の変遷



ほかのファンの声も聞いてみようと、「オリックスはなぜ優勝できないのか?」、略して「#オリなぜ」のハッシュタグで、ツイッターで募ってみた。


「選手についた負け癖」「その…



 

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