今季限りでの引退を表明したプロ野球広島の新井貴浩内野手(41)の会見での一問一答は次の通り。
――球団に引退の意思を伝えたのは
8月の初めのほうですね。自分の中では、早い段階で、そういうふうに決めようと考えていました。8月に入ってすぐに鈴木球団本部長に「引退させてもらいます」とお伝えしました。鈴木さんからは、「考え直せ、まだやめるな」と言っていただいた。「1カ月間考え直してくれ」と言っていただいたんですけど、8月いっぱい考えて自分の気持ちが変わることがなかった。
――きっかけは
これといった決定的なタイミングはなかったんですけど、だんだん、そろそろかなと考え出したのが交流戦が終わったころですかね。
――気持ちが1カ月間、変わらなかったというのはなぜか
今は若手がすごく力をつけてきていますし、これから2年、3年、5年後のカープのことを考えたときに今年がいいんじゃないかなと考えました。
――いま思うこと
自分の中でカープに戻ってきた時に、カープのために少しでも力になりたい、1年やって力になれなかったらやめようと思っていた。4年間やらせていただいて優勝させていただいて感謝の気持ちしかない。
――決断をどなたかに相談した
黒田さんには早い段階で伝えました。あと石原には言っていました。
――黒田さんからは何と
「え、ほんまなん」と。「おまえが決めたんだから最後はおまえらしく頑張れ」と言ってもらいました。石原は何も言葉を発することはなかった。ショックそうでしたね。
――石原選手にはなんと声をか…