NGT48の山口真帆さん(23)がファンの男らに暴行を受けた事件をめぐり、NGT48は11日、チーム制度を廃止すると公式サイトで発表した。現行の2チーム体制(NⅢ、G)をやめ、「再スタートを切る」としている。
NGTはこれまで、AKB48と兼任する柏木由紀さんと、山口さんを含む1期生20人の計21人が、チームNⅢ(10人)とチームG(11人)に分かれ、新潟市内の専用劇場で公演を開いてきた。このほか2期生らの研究生メンバーが20人いる。
1月9日に山口さんは自らツイッターで被害と「他メンバーの関与」を告白。翌日の「劇場オープン3周年記念公演」で「謝罪」して以来、握手会などのイベントも含めて出演していない。山口さん以外にも、ショックを受けたメンバーがイベントなどへの出演を一時、取りやめた。このため、専用劇場では研究生や1期生の一部メンバーによる公演が断続的に開催され、チーム公演は開かれてこなかったが、今月上旬に開かれた握手会には、山口さん以外のメンバーは全員参加した。
発表によると、チームNⅢ、チームGとも21日に開く「千秋楽公演」をもって活動を終了し、今後は「1期生と研究生として再スタートを切ることにした」と説明。ただ、山口さんの復帰時期や、21日の公演に出演するメンバーなどについて、運営会社「AKS」(東京)の関係者は「今後改めて説明する」としている。
今回の事件をめぐっては、AK…