東京・池袋の路上で多数のけが人が出た交通事故。事故現場を目撃した男性が取材に対し状況を語った。
午後0時50分ごろだった。近くで買い物をしていた40代の会社員男性は、けたたましいサイレンの音で事故に気づいた。現場の方に行くと、すでに道路は規制されており、二重三重の人だかりができていた。
倒れていたのは7~8人ほどだった。中には全身毛布を掛けられた状態の人も。自力で歩ける状態の人も2人ほどいた。道路には横転したごみ収集車と、激しく損傷した乗用車のほか、車輪やサドルがバラバラになった自転車や靴が散乱していた。「みんな黙り込んでしまい、辺りは静まりかえっていた」(荒ちひろ)