新しい元号「令和」の「令」と「和」の漢字をそれぞれ名前として授かった、昭和生まれの姉妹がいる。
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三重県鈴鹿市の桑原令さん(78)と、東京都内に住む三宅和(かず)さん(86)。2人は津市出身で、和さんが4人きょうだいの次女、令さんが三女として生まれた。
元号が発表された4月1日、令さんは趣味のグラウンドゴルフを早々に切り上げ、自宅のテレビで元号の発表を見守っていた。すると、菅義偉官房長官の掲げた新元号には、「令」と「和」の文字があった。「自分の名前が出てきたと思ったら、和の名前もあってびっくり。うちの姉妹の名前ばかりや」と驚いた。
令さんや和さんの名前の由来はわからないというが、母親や長女の名前も漢字一文字のため、令さんは「漢字一文字というのにこだわったのでは」と推測する。
元号が発表された数日後、離れ…