岩屋毅防衛相は4日、北朝鮮による飛翔(ひしょう)体発射について「情報の収集、分析に努めている」と強調した。北朝鮮の意図については「現段階で我々として明確にお答えする立場にはない」と述べるにとどめた。訪問先のベトナム・ハノイで記者団に語った。 防衛省・自衛隊は北朝鮮が発射した後、原田憲治防衛副大臣ら幹部が同省に緊急参集し、飛翔体の種類や飛距離などについて情報収集や分析を進めている。 同省によると、現時点では日本の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、直ちに日本の安全保障に影響を与えるような事態ではないという。また、付近を航行する航空機や船舶への被害は確認されていない。 |
北朝鮮の飛翔体で岩屋防衛相「情報収集と分析進める」
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