海上自衛隊のP1哨戒機が、韓国海軍艦艇から射撃用の火器管制レーダーを受けたとされる問題で、防衛省は28日、哨戒機が撮影した当時の映像を公開した。防衛省ホームページ(
http://www.mod.go.jp/
)から見られる。
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映像は約13分7秒。防衛省によると、防衛能力を明かさないよう編集した。映像中に、「火器管制レーダー探知」との赤い字幕が出る。照射後、哨戒機から韓国海軍の艦艇に対し、英語で3回、レーダー照射の意図の確認を求めて呼びかけを行う様子も映っている。
映像は20日午後3時ごろ、石川県の能登半島沖を飛行する哨戒機の眼下に、韓国海軍の艦艇が航行し、少し離れたところに韓国警備救難艦と北朝鮮の漁船とみられる船が映っている。(藤原慎一)