生後約1カ月の長男に暴行を加えて死亡させたとして、神奈川県警は23日、母親の無職伊藤サユリ容疑者(36)=同県大和市下鶴間=を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。「子どもが泣きやまなくてイライラし、パニックになった」と容疑を認めているという。
捜査1課によると、伊藤容疑者は2018年8月22日ごろ、自宅内で当時生後約1カ月の長男に暴行を加え、急性硬膜下血腫で死亡させた疑いがある。調べに対し「床に投げつけたり、両手でかかえて激しく揺さぶったりした」と供述しているという。
伊藤容疑者が同月23日午前、「息子が息をしていない」と119番通報し、搬送先の病院で死亡が確認された。