兵庫県や大阪府の金券ショップで偽造されたはがきが大量に持ち込まれて換金される事件があり、大阪・兵庫の両府県警は12日、偽造はがきの換金の一部に関わったとして、郵便法違反(切手類偽造)と詐欺の疑いで、大阪府内の印刷会社に勤める50代の男=兵庫県伊丹市=を逮捕した。捜査関係者が明らかにした。
捜査関係者によると、偽造されていたのは日本郵便が郵便法に基づいて発行する通常はがき(1枚62円)。男の逮捕容疑は2018年11月中旬、大阪府池田市内の金券ショップで、偽造はがき五百数十枚の買い取りを依頼し、現金約2万5千円をだまし取ったというもの。店側が買い取り後に偽造に気づき、池田署に相談していた。
日本郵便近畿支社(大阪市)に…