韓国で製造されたディオール化粧品の原産国を「フランス」と公式通販サイトで表示したなどとして、消費者庁は13日、百貨店の高島屋(本社・大阪市)に対し、景品表示法違反(原産国の不当表示)で、消費者への周知や再発防止策を講じるよう措置命令を出した。
不当な表示は、シャネルやランコム、ジバンシイなど25ブランドの化粧品と雑貨計147商品にのぼり、1社当たりの同法の違反点数としては過去最多という。
消費者庁によると、「高島屋オンラインストア」は2011年8月~今年4月、韓国で製造されたディオールのアイシャドウやファンデーションの「原産国・生産国」を「フランス」、フランス製のシャネルのバスジェルを「米国」などと不当に表示していた。
商品のラベルやパッケージには…