東京都町田市のサービス付き高齢者向け住宅で、ともに入居していた妻(当時69)を殺害したとして関健次容疑者(71)=さいたま市中央区=が殺人容疑で逮捕された事件で、事件後に施設周辺で見つかったポリ袋から妻のものとみられる血液が検出されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は関容疑者が証拠隠滅を図ろうとした際に遺棄したとみている。
高齢者住宅殺人、風雨が消した痕跡 間接証拠重ね逮捕
事件は昨年9月21日早朝に発覚。捜査1課によると、関容疑者は前夜以降、頭を鈍器のようなもので殴るなどして妻の初枝さんを殺害した疑いがある。
捜査関係者によると、発覚直前…