勤務先の文部科学省内で覚醒剤を所持したとして、関東信越厚生局麻薬取締部は18日、同省キャリア官僚の福沢光祐(みつひろ)容疑者(44)=東京都新宿区北新宿2丁目=を覚醒剤取締法違反(所持、使用)の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
麻薬取締部によると、逮捕容疑は5月28日、東京都千代田区の文科省内で覚醒剤約0・7グラムを所持し、5月19日ごろから同月28日までの間、東京都内や周辺で覚醒剤を使った疑い。覚醒剤は福沢容疑者の机の引き出しから見つかり、麻薬取締部は省内で使用した可能性もあるとみている。
福沢容疑者は5月28日、自宅マンションで覚醒剤と大麻を所持したとして現行犯逮捕され、6月18日に覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(同)の罪で起訴された。
文科省は同日付で、福沢容疑者…