コカインを所持したとして愛知県警は20日、ラグビートップリーグのトヨタ自動車に所属する樺島亮太容疑者(28)=豊田市聖心町1丁目=を麻薬取締法違反の疑いで逮捕した。容疑を否認しているという。
県警によると、樺島容疑者は4月10日ごろ、同市内でタクシーに乗車中、コカイン約1グラムを所持していた疑い。
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トヨタ自動車によると、樺島容疑者は2013年4月に入社し、チームではスタンドオフなどを務めているという。同社は20日、「フェアプレーの世界に身を置くアスリートが、反社会的行為により逮捕されたことは極めて遺憾。警察の捜査に全面協力していくことはもちろん、当該社員および所属クラブに対しては捜査の状況を踏まえて厳正に対処する。再発防止に向け全力で取り組み、皆様の信頼を一日でも早く回復できるよう努める」などとするコメントを出した。